鼻づまり、鼻みず、くしゃみなどのアレルギー性鼻炎を引き起こす鼻の粘膜を機械を使って焼く方法です。
当院では 「アルゴンプラズマ」という機械を使っており、これは「レーザー」とは原理的には異なりますが、 名称が混同されて使用されているのが現状です。患者さんにわかりやすいため、「レーザー」と便宜上、呼んでおります。
アルゴンプラズマもレーザーも効果の違いはほとんどなく、「レーザー治療とほぼ同じ」と思っていただいて結構です。
鼻閉型の人(鼻づまりがひどい人)に適しています。鼻づまりはなく、鼻汁型の人(鼻水が出る人)には効果は少ないと考えます。
抗凝固剤を服用している人(心臓の病気や脳梗塞の薬)は治療を受けることができません。
レーザー治療は予約制です。
まずは治療法、副作用などの説明を受けていただき、その後、予約制となっています。説明は、通常の診療時間内にお越しください。
レーザー治療は、2月~5月以外の平日のみ行っています。土曜日は行っていません。
レーザー治療を受けられる方へのお願い
他院の耳鼻咽喉科や他科(内科、小児科など)で、抗アレルギー剤(内服薬や点鼻薬)を処方されている方が、当院でレーザー治療を受ける場合は、他院での抗アレルギー剤の処方を今後はご遠慮ください。
レーザー治療は薬剤治療と同様に、アレルギー性鼻炎の治療法の一つです。
疾患を総合的に診療していくためには、他院で抗アレルギー剤を処方され、当院でレーザー治療だけ受けられると、当院でのアレルギー性鼻炎のコントロールが行いにくいためです。
当院でレーザー治療を受けられた場合、以降は当院にて抗アレルギー剤の処方をいたします。